『友情』(ゆうじょう)
作者:武者小路実篤(
むしゃのこうじ さねあつ)明治18~昭和51 (1885~1976)
初出:大正8(1919)年10月16日から12月10日まで、「大阪毎日新聞」に四十八回に
分載されて完結した。
現収録全集:『武者小路実篤全集』(全25巻) 新潮社 昭和29~32年(1954~1957)
作品のあらすじ:若い芸術家の友情と恋の争いを描き、個性の可能性を信ずる理想主義を
追求。
『小さき者へ』(ちいさきものへ)
作者:有島武郎(ありしま たけお)明治11~大正12(1878~1923)
初出:大正7(1918)年1月、「新潮」に発表された。
現収録全集:『小さきものへ・生まれ出づる悩み』 新潮文庫、新潮社 昭和30(1955)年1月30日、昭和55(1980)年2月10日改版49刷。
作品のあらすじ:「小さき者よ。不幸なそして同時に幸福なお前たちの父と母との祝福を胸にしめて人の世の旅に登れ」―妻の死から一年半足らず、有島武郎が一気に書き上げた短篇。
『墨東綺談』(ぼくとうきだん)
作者:永井荷風(ながい かふう)明治12~昭和34(1879~1959)
初出:この小説は昭和12(1937)年4月16日から6月15日まで、「東京朝日新聞」「大阪朝日新聞」に連載された。
現収録全集:『荷風全集 9』 岩波書店 昭和39(1964)年
作品のあらすじ:玉の井の私娼街を舞台に、薄幸な娼婦お雪と作者自身を思わせる作家との交渉を淡々と描いた作品。